時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

2019-01-01から1年間の記事一覧

松屋創業150周年記念 利休のかたち 継承されるデザインと心展@松屋銀座

あまり用がないので滅多に行かない銀座。今年2回も行ってしまった。 そして人が多過ぎて「みんな何しに来てるの」というおかしなコメントを吐いたりした。タイトルの前に、実はこちらに寄り道。 store.tsite.jp 書き手がGINZA SIXに行くことになるとも思っ…

ミュージアム コレクションⅢ 受け継がれる工芸の技と心―そして現代へ@世田谷美術館

用賀駅から歩いて20分近く、それで特別展ではないのがポイント。そして着いた途端にミュージアムカフェ・セタビカフェで昼食。 www.cafe-setabi.com ほうれん草とドライトマトのガレット美味しかった。 ガレットだとすぐお腹空くかな、と思ったんだけど、そ…

パリ世紀末ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展@松濤美術館

shoto-museum.jp またミュシャ関連展覧会か、と。 morina0321-2.hatenablog.com morina0321-2.hatenablog.com morina0321-2.hatenablog.com 展覧会の宣伝ポスターも、きっちりミュシャですな。とはいえ、今回の展覧会の主役は「ミュシャを売れっ子にした張本…

東京国立博物館

年末の御挨拶に(え) …というか。新年になると展示が変わってしまうため、その前に行っておきたくて。実は新年まで、本館1階が全て閉室。この状況も珍しい。だから、回るのは本館2階と東洋館のみ。 …で、なんでこんなに時間かかってるのか(あ)というわ…

ミュシャ展~運命の女たち~@そごう美術館

www.sogo-seibu.jp 今年のミュシャ関連展覧会3つ目。 morina0321-2.hatenablog.com morina0321-2.hatenablog.com 今回のは、ミュシャの生家の御近所に住んでいた、チマル博士という方とその後代々続けたコレクション、なのだそうで。 で、女性を描くことが…

内藤コレクション展「ゴシック写本の小宇宙――文字に棲まう絵、言葉を超えてゆく絵」@国立西洋美術館

www.nmwa.go.jp タイトルはこうだけど、常設をぐるっと歩いている中での話。このコレクション。内藤さんというお医者様が中世の聖書写本とそこに描かれている絵に魅せられて集めたものを、国立西洋美術館に寄付されたそうで。 専門が中毒学で医療関係で著作…

日本・オーストリア友好150周年記念 ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史@国立西洋美術館

www.nmwa.go.jp というわけで、リヒテンシュタインからハプスブルクへ。関係は深い両国。なので、実は相互割引があったりする。 半券提示で相互割引 実施中#ハプスブルク展 は#リヒテンシュタイン展 との相互割引を実施しています!瑞々しい静物画や繊細な陶…

建国300年 ヨーロッパの宝石箱リヒテンシュタイン 侯爵家の至宝展@Bunkamura ザ・ミュージアム

渋谷は平日の午前中に行くに限ると思っている。本当に人混みが苦手…。www.bunkamura.co.jp なんか綺麗でキラキラしたものが観られたらいいなあ、という俗物的な。 ちなみにこの展覧会の宣伝で、展覧会主催のテレビ東京で特番もやってた。 www.tv-tokyo.co.jp…

明治神宮ミュージアム

www.meijijingu.or.jp 以前は明治神宮宝物殿で展覧会があったのだが、宝物殿を閉めて、展示用のミュージアムを新築した形、のようで。 隈研吾の建築なので、木を生かした広々とした空間を作っていて、建物は非常にいい感じ。「天皇陛下御即位奉祝 明治神宮ミ…

東京国立博物館

morina0321-2.hatenablog.com morina0321-2.hatenablog.com 2日連続で通うってどういうことなのかね。とりあえず今回はいつものメンバーズパスドヤァ。というわけで、前日見られなかったあたりを。まずは法隆寺宝物館。 4室「木・漆工」が、今回は楽器。恐…

黒田記念館

有楽町(銀座)から上野に戻って(?)きた。なんとなく息がつける。一帯のお客が多いので、駅前はひとが多いけれど。というわけで黒田記念館。こちら繋がりで岡田信一郎建築…というわけでもないのだけど。 morina0321-2.hatenablog.com でも建物は結構撮っ…

銀座ギャラリー巡り?

というほど巡ってない。日本橋から歩いて(途中で丸善に寄りつつ)東京駅に戻って有楽町駅まで電車。 全く銀ブラしなさそうな服装でこんにちは(おい)銀座はギャラリー天国ではあるのだが。そしてギャラリーに慣れてない書き手、どうしたらいいのかびくびく…

日本橋髙島屋S.C. 美術画廊

貨幣博物館から歩いて10分かかんないかな。途中で御飯食べたけど。 全く高島屋で買い物しなさそうな服装でこんにちは(おい)高島屋の美術画廊というと、横浜高島屋のは訪問済。 morina0321-2.hatenablog.com ただ、この時は入館料が必要だったので気が楽だ…

辰野金吾と日本銀行 ―日本近代建築のパイオニア―@日本銀行金融研究所貨幣博物館

結構行き慣れた東京駅日本橋口。 貨幣博物館自体は初めてなんだけど、日本銀行本店の前だし三井本館の近所だし、なので場所は存じ上げていた。 入場する時に金属探知機を通ることに。ああ、そうか、金目のものが結構ありそうだしなあ。貨幣博物館の常設展示…

辰野金吾と美術のはなし 没後100年特別小企画展@東京ステーションギャラリー

www.ejrcf.or.jp 辰野金吾は東京駅設計者なので、東京ステーションギャラリーで企画展が行われるのは、まあ分かる。ただ、建築家なので美術館スペースに何を出すのか、と気になったので、おはようございます。 「小企画展」なので入場料が普段の展覧会より安…

東京国立博物館

いつもの本館総合文化展巡り。時間とカメラの電池がなくて(え)本館だけ。 先に1階、16室「アイヌと琉球」。一部展示替えと聞いていたが、琉球展示は全て変わっていた。王子冠がなんだか可愛い。 18室は一部、というか絵が変わっている。森川曽文「群鹿」…

御即位記念特別展「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」@東京国立博物館

後期展示を観に、金曜夜。金曜夜でもそこそこ混んでるなあ…。 前期展示については下記参照。 morina0321-2.hatenablog.com気になった辺りを。第2章「華麗なる染織美術」。 紺夾纈あしぎぬの(漢字が出ない。糸へんに施の右側)几褥と花氈の美しさ。 縹地大…

Sextet 2019@Gallery NAO

恵比寿から乃木坂へ。普通は乃木坂に行く=国立新美術館、なのだが。「Sextet2019」卯野和宏/小木曽誠/木原和敏/冨所龍人/福井欧夏/藤原秀一 10/31(木)→11/9(土)12pm-19pm 最終日16pmまで ※11/5(火)休廊 pic.twitter.com/TyMJlImwVD— Gallery NAO (@gallery_…

東山魁夷の青・奥田元宋の赤 ―色で読み解く日本画―@山種美術館

竹橋から恵比寿へ。 www.yamatane-museum.jp 奥田元宋、と題されて行かないわけがなく。というか前回の訪問で前売り券買ってるぐらいだよ。意気込み凄いよ(落ち着いて) morina0321-2.hatenablog.com第一室、いきなり入口に東山魁夷「秋彩」。ふう(素敵な…

竹工芸名品展:ニューヨークのアビー・コレクション―メトロポリタン美術館所蔵@東京国立近代美術館工芸館

morina0321-2.hatenablog.com というわけで再訪。再訪理由は、美術館が無料だったけど工芸館が有料だったので、そちらでお金を落とそう、というのと。 morina0321-2.hatenablog.com 少しだけ、前後期の入替作品があったから。後期展示は3点。いずれも工芸館…

鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開+MOMATコレクション@東京国立近代美術館

開館前、やたらと早めに着いてしまった。そうしたら行列。びっくりしているお姉さんがいて、近くの年配の方に「今日何かあるんですか」と。 そんな11/3、文化の日のため展覧会無料入場日。 …前日それは知ってはいたのだが、若干失敗したなと思っていた書き手…

印象派からその先へ-吉野石膏コレクション@三菱一号館美術館

吉野石膏はその名の通り、石膏を主力としているメーカー。美術関係でも石膏を使用するからなのか、それとも創設者の趣味か、美術品を多数所有されている。 日本画も洋画も所有されているが、今回は洋画。 個人的に吉野石膏の名前を聞いたのは、ここだった。 …

カルティエ、時の結晶@国立新美術館

www.nact.jp cartier2019.exhn.jp 普段の生活には全く無縁な(あ)フランス高級宝飾ブランド・カルティエの展覧会。 目の保養と、ちょっと気になることを聞いたので。あと、月曜平日開館の美術館なこともあり。最初に、「展示物に解説がないので無料の音声ガ…

コレクション展@横浜美術館

yokohama.art.museum前回のチケットでそのまま入っているので続き。 気になったところをざっと。「東西交流160年の諸相」というサブタイトル…と個人的な趣味がリンクするかは微妙なところ。第7章「横浜浮世絵と輸出工芸」。 歌川広重の二代&三代の浮世絵が…

オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち@横浜美術館

artexhibition.jp 夜間開館、あまり時間がないけど突入。オランジュリー美術館はパリの美術館。ここのコレクションはポール・ギョームという画商のものが大部分。正確には、ポール・ギョームの奥様であるドメニカが、ポール・ギョームの死後に再婚相手と寄贈…

東京国立博物館

というわけでいつもの総合文化展(常設展)ぶらぶら。 本館特別1室(2階)「平安時代の書の美―春敬の眼―」。飯島春敬という書家の書のコレクション。文字はわからないけど紙の綺麗さは気になるので、「古今和歌集断簡(本阿弥切)」とか「斎宮女御集断簡(…

住友財団修復助成30年記念 文化財よ、永遠に@東京国立博物館本館特別4室・5室

www.tnm.jpこちらの展覧会の同時開催場所。 morina0321-2.hatenablog.com 総合文化展(常設展)チケットで観られる。東京国立博物館は仏像中心、というかほぼ仏像(少しだけ能面)。なので、仏像に明るくない書き手にはなかなか難しく。 埼玉・保寧寺の「阿…

御即位記念特別展「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」@東京国立博物館平成館

www.tnm.jp奈良国立博物館の恒例の正倉院展に行ったのは、昨年の秋。 morina0321-2.hatenablog.com まさか東京に一部がやってくるとは。とはいえ、東京国立博物館の所有の法隆寺由来のものもあるけど。展覧会初日。正倉院展に比べたら人の入りはマシな感じ。…

住友財団修復助成30年記念 文化財よ、永遠に@泉屋博古館分館

今回の展覧会で出ているのは「修復されたもの」。どのように修復したかを1つずつ丁寧に説明してある展覧会。 そういうちょっとお勉強系なせいか、少々お安め。この展覧会、4館で開催されている。住友財団の企画なので、住友系の美術館である泉屋博古館の本…

MOMATコレクション@東京国立近代美術館

さて。前回の工芸館展覧会にて、MOMATコレクションの入場券をゲットした。 morina0321-2.hatenablog.com ただし、入場券の受付のお姉さんは微妙そうに薦めてくれた。まあね、既に15時で、美術館も17時閉館だしね…。 が、幸い、前回の展覧会を16時で見終わっ…