時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

内藤コレクション展「ゴシック写本の小宇宙――文字に棲まう絵、言葉を超えてゆく絵」@国立西洋美術館

www.nmwa.go.jp

タイトルはこうだけど、常設をぐるっと歩いている中での話。

このコレクション。内藤さんというお医者様が中世の聖書写本とそこに描かれている絵に魅せられて集めたものを、国立西洋美術館に寄付されたそうで。
専門が中毒学で医療関係で著作がある方なのだが、その中に「中世彩飾写本の世界」「ザ・コレクター :中世彩飾写本蒐集物語り」とか著書があったりする。趣味で本を出すって凄い。

個人的にはなかなか面白い。
もうまず文字が飾りみたいな感じで楽しいし。そこに色々描いちゃうし。
デザイン関係の視点で見ちゃうのかな。
先日の展覧会で見た、日本の表具で飾っちゃってもいけるんじゃないかなー。
morina0321-2.hatenablog.com
ちなみに、この展示会のパンフレットも作られていたんだが、紙の質から凝ってて素敵だった。保管すること考えた末に、持って帰れなかったけど…。
あと、何故かルオーの絵が一点飾られていたんだが、寄贈者が梅原龍三郎で驚いたりとか。

常設展はぶらぶらと、気になった絵を撮影したりとか。
そしていつもそこにあるハンマースホイがなかった…!…もしかしたら、半年ぐらい見られない?来年3月までは御近所に遊びに行ってるかもだが…。
そうそう、アルベール・マルケ、常設にあったんだね。いつもスルーしててごめんよ。
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