時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

生存確認という名の雑記

別ブログやtwitterでは動いているのを御存知な方はお分かりでしょうが、書き手は普通に生きて引きこもって生活しております。
そろそろ解除されそうですが、引きこもり中に何してたんですか、ということでぼそぼそと(正直、7割は別趣味の残ってた書き物を片付けてた感じ)

テレビ

積極的に拝見しているのは美術と歴史とちょこっと音楽程度。普段と変わらない。
美術はNHK日曜美術館」(アートシーン含む)、テレ東「新・美の巨人たち」、TOKYO MX「アート・ステージ」が主。
基本的にはその時の展覧会に関係あるものを放送していくので、たまに放送内容が重複するのだが。

面白かったのは、法隆寺関連。
恐らく東京国立博物館の中止になった特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」絡みもあったのだと。
www.tnm.jp
確か最初にNHKの「国宝へようこそ」(本当は4K8K番組らしいのだが、NHK総合で普通に放送してくれたんだよね)だったと思う。
その時は気にしなかったのだが、その後の「新・美の巨人たち」の法隆寺放送。
www.tv-tokyo.co.jp
金堂壁画の話から第二次世界大戦後の火事で焼けた後の壁画の復元の話をしていて、復元に関わったのが安田靫彦前田青邨。豪華さに驚いていた。
で、日曜美術館の「法隆寺の至宝~金堂壁画をよみがえらせた人々~」の回。
www.nhk.jp
上記の壁画復元に関わっていた稗田一穂さんが登場…って稗田さんお元気でいらっしゃるんですね…!白寿でいらっしゃるのです。山種美術館の夜桜の絵で個人的に馴染みが深い。
morina0321-2.hatenablog.com
感慨深く拝見していたら、更に文化財修復の方が登場していらして、しれっと「入江波光の孫」という言葉が出てきて仰天。
morina0321-2.hatenablog.com
そしてようやく繋がった。入江波光が晩年取り組んでた「古仏模写」は、「法隆寺昭和の大修理」の法隆寺の壁画模写。
そしてもう一つ、うっかり忘れていたこと。
morina0321-2.hatenablog.com
奈良国立博物館で拝見した「法隆寺金堂壁画写真ガラス原板」、「法隆寺昭和の大修理」の一環。そしてこちらの特別展示でも壁画模写は出ていた。書き手が拝見したのは後期で、後期展示には名前は出ていなかったが、展示リストにちゃんと名前があるじゃないか入江波光。「入江班」だけでは気が付かなかっただろうけど。まあ、後で気づいただけでも僥倖だろうか。
なお、「入江班」の一員でもある川面稜一が入江波光の娘婿で、川面稜一の御息女が文化財修復の方として出ていらした荒木かおりさんとのこと。川面稜一が創立した川面美術研究所のサイトがあったので、そちらが詳しい。
www.kawamo-art.com

その他、単独で気になったところ。

日曜美術館

世界で一番美しい本 ベリー侯のいとも豪華なる時祷書

個人的にとても面白いけど、これって先日拝見した展覧会が絡む?となった。
morina0321-2.hatenablog.com
確認したら、国立西洋美術館で第2弾展示予定だったんだ。これはいつかまた展示してほしいなあ。
www.nmwa.go.jp

萩焼 三輪休雪の世界

三輪休雪は先日、国立近代美術館工芸館で拝見した、インパクトのある萩焼
morina0321-2.hatenablog.com
とてもダイナミックな花入で、花どころか小さな木を活けて床の間に飾っていたのが、それはそれで雄大で素敵だった。

新・美の巨人たち

吉澤章「蝉」

これ、よく考えたらステイホームにはぴったりだったのかもしれない。いや個人的には不器用なので無理なんだけど。

芹沢銈介「御滝図のれん」

芹沢銈介も前述の国立近代美術館工芸館で拝見。テイストは少し違うけど、やっぱりいいなあ。

長楽館

カフェぐらいは入ってみたい。敷居高いけど。

アート・ステージ

一番、その時開催している展覧会に即している番組で、書き手が拝見したハマスホイとか山種美術館の桜展覧会とか、オランダ静物画から強引にホキ美術館展繋いだりとか(これは微妙にボール球では、とは)あったのだが。

川瀬巴水

これ、平塚市美術館で川瀬巴水展を予定してたんだけど、中止に。行きたかった…。川瀬巴水を取り上げてくれただけでも良かったけど(確か前も川越での開催時に取り上げてくれてた記憶)。
www.city.hiratsuka.kanagawa.jp

画家が描いたスポーツの情景

こちらは国立西洋美術館開催予定の「スポーツ in アート展」用だったのかな、とは。こちらも開催取りやめ。ただ、クールベ「闘技者たち」を知れたのは良かった。書き手の別趣味的にも。
www.nmwa.go.jp

歴史秘話ヒストリア

基本的には歴史番組として拝見しているのだが、「正倉院宝物 守られた奇跡の輝き」は美術的な目としても面白かった。
あ、「先人たちの底力 知恵泉」も拝見してるよ。

おうち美術

映像を見ていたぐらい。
基本的に手先が不器用なので、工作物は何もやってなかった、のだが。滋賀県立近代美術館のこれだけ作った。
shiga-kinbi.hatenadiary.org
「クルぱた・ぶんきょさん」。おおお、野村文挙の「近江八景図」!
morina0321-2.hatenablog.com
まさかこれが来るとは。渋いなあ。というわけで作ってみたりした。


書き手の不器用さ全開の一品(だめ)
あ、そうそう、山種美術館ハッシュタグ「#山種美術館の和菓子」にも参加したりしてた。
www.instagram.com
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音楽

Spotifyで昔のさだまさしのアルバムを聴いていたりした。色々世相の流れに乗ったり、この時期に新アルバム発売だったりで、話なり曲なりを聞く機会は多かった。
他は…まあ、好きな歌手がオイタしたりしたわけでごにょごにょ、だったりああもう。

置いといて。その中で、アルバムを1つ購入した。

Touch The World

Touch The World

  • 発売日: 2020/03/04
  • メディア: MP3 ダウンロード
さかいゆうは元々嫌いじゃなかったんだけど、たまたま聴いた新アルバム(Spotifyで試しに聞けるのいいよね)が、なんかしっくりきた。このご時世にそぐわないグローバルコンセプトだけど。

後は、東京事変YouTubeにライブ映像をがっつりアップしてくれたので、昔あがっていたMVも含めて拝見(まだ見終わってない)。椎名林檎も結構好きなんだけど、追い切れてなくて、東京事変はもっと追えてなくて、で。
で、今回改めて聴いてみると、まあ…難しい。どの音も凄くて、全部拾いたいけど拾いきれない。ポイントを色々変えて何度も聴き込むのが正しいのかもしれない。そこはまた折を見て、か。
で、ライブ映像とかMV…ああ、これ面白いなあ。企画力も高くて画の作り方も非常に上手いのだと。でもって、椎名林檎が百変化で可愛くて美して恰好良いのは勿論なんだけども、男性陣もとても個性的で魅力的で。…個人的にはドラムの方にやられております(こそ)



そんな感じのここ2カ月。
6月以降にここの記述が増えるのかは、流れのままに。