時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

2020年葉月の沼

まんまと「逃すまじ夏」に捕まったというか、むしろ全く逃げる気にもならなかったというか。
以前に記載したよりも怒涛の展開になってるとは思ってなかった。
morina0321-2.hatenablog.com
というわけで、起きたことをつらつらと。


8/12:配信マキシシングル「赤の同盟」発売

www.kronekodow.com
主題歌のドラマ(上記の記事参照)第1回放送日に合わせて発売。
配信なので歌詞もサイトに載せてくれている至れり尽くせりだが、曲を聴く前に歌詞を見て思ったことは、「これは一旦品質管理長からNGが出たものなのでは…」だった。暫く腹筋が痛かった。
そんなネタはありつつも、曲は大好き(難しいけど(いつも))
なお、ドラマは最後の主題歌のところだけ見る邪道を(え)書き手、ドラマを見る習慣がない。家の者が見ているのでそれでチャラで。

8/14:「赤の同盟」MV公開


東京事変 - 赤の同盟 (Official Music Video)
「赤の同盟」関連は所謂「アー写」が4枚出ていて(もう1つは上記のシングル配信記事)。
www.kronekodow.com
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これがMVの衣装そのままになったので、刄田綴色さん(ドラム)が顔出ない上に演奏中に息苦しそうという。流石に亀田誠治さん(ベース)の首輪は外れてて良かった(当たり前だ)あと、どんどん密になってる方々がいるのだが、どちらを羨ましく思うのが正当ですかね(え)個人的には「うらやましー」と口では言うけど、なんだかんだで許されるっていいなあという感想だったり(ぼそ)
あ、衣装自体はトンチキだけどハマっちゃうの凄いね。
MVはとても美しく作った分、アー写ではっちゃけてる感じが大変楽しい。…というか…椎名林檎さん(言及するまでもなくボーカル)…途中のお衣装チェンジも含めて…魔女…(あ)

8/16:RISING SUN ROCK FESTIVALの過去映像配信(YouTube無料配信)

以前の記載の記事にも載せたもの。


アーカイブ配信が2回あったのだが、3回全部見た。最初の配信、朝4:30頃。ヲタの執念。
別の音源が円盤になっているので存じ上げていたけれど、浴衣衣装(刄田さんは「浴衣だったもの」?)
それにしてもこの曲で、ライブ中雨降った偶然凄いね。この曲のMVが雨の中歌唱映像なんだよ(公式より参考映像は下記)。

東京事変 - キラーチューン


TV出演

8/14 Mステ


www.instagram.com

8/24 CDTVライブ!ライブ!

www.instagram.com

8/26 FNS歌謡祭

(他のアーティストさんのInstagramまで拝借しましたが)白浴衣黒浴衣and白黒浴衣。「赤の同盟」歌う時は浴衣でないといけないのか。いや目の保養最適案件だけど。刄田さんは邪魔じゃないのかとか着崩れないのかとか。右手リストバンドは浴衣でもつけなきゃいけないのかとか(細かい)RISING SUN ROCK FESTIVALも含めて、ひたすら浴衣を拝見することになっている。
そんなことを書きつつ、Mステの歌う前までの(twitterに載ってる)胡散臭さ全開のトンチキ長衣も大好き(というか、書き手は元々長い布地が大好きでございます…)。まあ、地上波でアー写の首輪再現は色々心配ではございましたが(ぼそ)
FNS歌謡祭の1曲目、音源は元々ビッグバンド構成だけれど、バンドのみで演奏したのはLive円盤で実はあって、それをそのまま再現していてヲタにはクリティカルヒット。そういえば、バンドの公式のYouTubeにそのLive円盤の映像あるんだった。御参考まで。

東京事変 - 「女の子は誰でも」 from Discovery
この映像もFNS歌謡祭の映像も…椎名さん…もうこれは本当に魔女…。
あと、この曲の衣装、演奏中は気が付かなかったけど、上記SNSで拝見したら刄田さんがかぼちゃぱんつ王子系衣装で変な声出したり。いやもう演奏中は「ベスト!メガネ!メガネ!(大事なことなので二度)」で…(ドラムセットで脚がどういう衣装か確認がとれないとも言う)。男性陣はなんというか、中世西欧風お洒落トンチキ衣装?いや素敵ですけども。


その他

8/21~8/23:FUJI ROCKの過去映像配信


ボーカルの方がソロで出演されていたので(YouTube無料配信)拝見していたら、浮雲さん(ギター)、ヒイズミマサユ機さん(所謂「一期」のキーボード)がバックにいらっしゃいました(2014年とのこと)。
あと、別理由で別時間帯を見ていたら。
2017年映像だったのでいらっしゃいましたね、刄田さん(当時、ライブサポートドラム参加)。本気でこちらのバンドの出演に気づいてなかったので、勝手に不意打ちを喰らうことに。有難いこと…。

8/28:こちら。


声優・歌手の中島愛さんの有料配信ライブ(2つ目はセトリ)。
刄田さんのライブサポートお仕事なのだが、このクラスタに疎い書き手でも存じ上げているバンド名が出てきた時に「!?」となったりとか。書き手だけじゃないよね、冷静に見てもえらいタッグだよね。中島さんもかなりテンションおかしくなってたし。
おまけにそれぞれのバンドの曲もカバーしちゃって。
東京事変の曲はセトリの通りなのだけど、元々カバーする話がリハーサルの時点で出ていた時に、今回のバンド編成にベースがいないのでどうするんだろう、となったし、曲名を演奏前に聞いてますますベースどうするの?(ベースがとても効きまくる曲なので猶更)だったが、杞憂で。TAKUYAさん(今回のギター担当、ex.「JUDY AND MARY」!)が印象強いベースラインをギターで演奏してくれたんだもの。平伏した。やっぱり凄い方だった…。
中島さんは声優さんでもいらっしゃいますが、経歴見て「あ、絶対歌上手い人だ」(アニメ詳しくないけど、そのアニメなら歌もできる方のはずという判断)と。案の定、素直に上手い方。
なお、刄田さんが中島さんの真後ろ位置だったので、カメラワーク的に映りまくってて、書き手が全く画面から目が離せなくなってたとか。
真面目な話、刄田さん目当てで曲全然分からない、という状態だったけれど、こういう時に配信ライブというのはとても有難いなあ、と。リアルでライブだと(御時世の問題ではなく)どう振舞っていいか分からず行けなかったと思う。
あと、配信ライブはアーカイブ公開期間があるのがいいね。セトリとネット検索でどんな曲か調べながら聴けたよ。1曲目、実は刄田さんがサポートドラム入ったことある方々の曲だったとか(刄田さんが御存知なのかは不明だけど)。

WOWOWが放送する全米オープンテニス(8/31~)のCM

2020年度のWOWOWのテニス放送のテーマソングに使用して戴いているので(参考ニュースは下記)、地上波のWOWOWのCMでも流れたりする。
www.wowow.co.jp
書き手はWOWOWが視聴できない環境だけれど、地上波CMで不意打ちに流れるは有難いことで。
実際、書き手の別趣味的にも、この大会が見られるのは羨ましい限りなのだけれど。NHKでも放送予定が今のところ出てこないし…。



さて、長月はどうなることでしょう。
ええまあ、結構大きな話は既にスタンバイしているわけだけれど。
https://www.kronekodow.com/gaiko/202009_newsflash/www.kronekodow.com
映画館は発売即ソールドアウトとのことで良かったなあと思うのだけど、配信…値段安すぎません…?マジで…。

内藤コレクション展Ⅱ「中世からルネサンスの写本 祈りと絵」@国立西洋美術館

www.nmwa.go.jp

国立西洋美術館の企画展。とはいえ常設展の範囲で見られる。で、国立西洋美術館の常設展だけだと、予約なしで見られる。
この企画展は一旦日程延期になって、この日が最終日。気づいたのは2日前とか。気づいて良かった…。
日曜だったけど、常設展は(特別展と一緒に拝見している方はいらしたとは思うが)程良い人の入り。なお、特別展は当日分終了だったので、土日に特別展にいらっしゃる方は事前予約をお勧め。

さて。このコレクション展、前回も伺っている。
morina0321-2.hatenablog.com
前回はフォント(装飾)に重点を置いていたけれど、今回は枠外装飾とか絵とか。
例えば、これの細かい装飾とか、見ててうわあ、となる(「『ズヴォレ聖書』より:3つのイニシアルDの内部に「ダヴィデ伝」の諸場面」)


これ、15世紀の代物なんだよね…。ただひたすら美しく、見とれていた。
地味かもしれないけど、眼福。

第3回もあったら行くんだ、と思って会場を後にしたのだが。
www.nmwa.go.jp
なんか早々に決まってるんだが。
今度は特別展と一緒かなあ…。

欲望には忠実に

実は先日からずっととり憑かれてましてね。

書き手に上生菓子を喰わせろ。
というわけで、前回の行き先に程近い、鶴屋吉信さんで上生菓子「緑陰」と冷抹茶。
職人さんに目の前で作って頂くことしかできないのですが、こんな和菓子のわすら分かっていない客(書き手)で良いのでしょうか、とびくびくしながら作って頂きました。いや本当に申し訳ないでございます…。
とても美しくて美味しゅうございました…。


ついでと言ってはなんだが、日本橋三越の吉祥天を拝見。
丁度、パイプオルガンの「誰も寝てはならぬ」も聴けた。いいんだろうか…。

続く。

MOMATコレクション@東京国立近代美術館

www.momat.go.jp
MOMATコレクション、要は常設展だけこんにちは。
実はMOMATコレクション、本日終わったら展示替えになるものがいくつかあって、だったらそれまでに見よう、となり。

ちなみにMOMATコレクションは(特別展もだけど)日時指定制の予約が可能。ただ、当日窓口で券購入でも入れる。感覚では、日曜朝イチは多分予約しなくてもスムーズに購入・入場できるんじゃないかなあ。書き手は予約して行ったけど。
そして大雨に振られたけど(その時間帯が一番酷かった)。

以下雑感。

1室「ハイライト」、工芸館移転記念で工芸ゴロゴロ。
金沢では松田権六の特別室を作るそうで、今回も作品が2点。「蒔絵槇に四十雀模様二段卓」の卓の四隅の模様が凄い…。
個人的な好みは、生野祥雲斎のシンプルな「白竹宗全花籃」、ガラス作品の石井康治「礁」のところどころの複雑な色合いとか、古賀フミ「佐賀錦松皮菱文帯 波照間」と稲垣稔次郎「信州紬地型絵染着物 風」の衣装関連。
工芸は展示品が8/23を境に入れ替えがあるので、来て良かったなあ。

2室。前回と変わらないかな、と思ったら、吉田博の水彩画が2点。
版画は拝見したことあったけれど、水彩画は初めて。「養沢 西の橋」「招魂社附近」どちらも素敵だ…!ちなみに奥様の吉田ふじをの作品もあった。
これも8/23で展示終了なのか。来て本当に良かったかも。

4室。今回は小原古邨。1年半前に観に行ったね。
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祥邨時代なので後期と言っていいのかな。この時も記載したけど、個人的に祥邨時代ってあまり好きではなくて…。
「かきつばた」と「四十雀と山葡萄」は好みだったかな。

10室。バウハウス部分は前回見たのでいいとして、日本画の特集が「雨、風、雪、雲、水、大気」といった辺り。
日本画の雨って、なんでこんなに湿り気があって綺麗なんだろう。
全体的に凄く好みだった。なのに展示室、殆ど人いない(書き手以外1家族とか一人とか…)。いいんだろうか。独り占めして。
竹内栖鳳「宿鴨宿鴉」(しゅくおうしゅくあ、と読むそうで)は勿論好みだけど、作品によって好みがある横山大観「雨後・月夜」、川合玉堂「彩雨」、今回お名前を初めて認識した石山太柏「幽溪」、河合健二「霧雨」…。
ケースに入っていた版画作品は、まあ川瀬巴水は個人的にツボなので何も申し上げることもなく大好きなのだけど、やはり作品によって好みがある伊東深水の「「近江八景」より」シリーズは今回はかなりツボ。笠松紫浪「雨に暮るる塔(東京谷中)」とか奥山儀八郎(ニッカウヰスキーのラベルとか作っていらした方なのですな)「「能登新七尾八景」より 和倉渡月橋より御便殿を拝す」も素敵で。
更に、ドーム兄弟のガラス花瓶が飾ってある。これ、雨表現が日本画の影響を受けている(所謂「線の雨」)ということで、ここに。ジャポニズムなんだろうけど…いやもう本当に綺麗過ぎる…。
というわけで、写真は少し離れて作品の飾られている感じを。竹内栖鳳「宿鴨宿鴉」と川合玉堂「彩雨」の並び(贅沢過ぎる…)、石山太柏「幽溪」と河合健二「霧雨」の並び。本当に眼福だった。


これも8/23で展示終了。本当に来て良かった…。

新規で気になったところは上記なのだけど、
11室が前回と変わってなくて、再び眼福状態だった。あの展示、本当に好き。
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外に出たら、雨が小やみになっていた。
続く。

何が起こっているのですか

この3日間であった報道(うち2つは本日)。
www.youtube.com
www.youtube.com
rsr.wess.co.jp
www.youtube.com
3つ目は分かりづらいので、公式サイトとYoutubeのティザー映像どっちもぺたり。


最近沼どっぷりの書き手、過剰供給により大変混乱しております。


あまりの有難さに、とりあえず孔雀に手を合わせておきます。

※8/5に東京国立博物館で撮影してきた国宝「孔雀明王図」*1

*1:三毒を喰らってくれる孔雀が再生とか、そういう深読み系ネタがあるとかなんとか、というアレ

東京国立博物館

総合文化展。とても空いていて、人を全く気にしないでゆっくり展示を見られる幸せよ。
ちゃんとお昼は食べて挑んだよ(前回の反省を生かす)。
以下雑感。

  • 本館1室「日本美術のあけぼの―縄文・弥生・古墳」。みみずく土偶可愛い!

  • 本館1室「仏教の興隆―飛鳥・奈良」・3室「仏教の美術―平安~室町」「宮廷の美術―平安~室町」・4室「茶の美術」で、多数綺麗な紙の書跡(書き手は文字はよくわかってないので紙ばっかり見ているひとです…)が展示されていてほくほくしていた。「和漢朗詠集 巻下」はとても綺麗な巻物、と思ったら「益田本」だったりして、微妙な気持ちになったりもするが。まあ、お目は確かですからな…(益田鈍翁については下記でも触れてるよ)。

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  • 本館4室「茶の美術」に出ていた品々が全体的に書き手好み。「竹蓋置」もいいなあ、と思ったら、作者が灰屋紹益。解説にもあったけど吉野太夫見受けした方だ!(そっち?)あと、茶の湯を紹介するモニタができていた。短い動画だけど雰囲気を伝えられる感じが良い…んだけど、これは混雑した時に人溜まりができそうな気がしないでもない。そういう時は映像止めるのかな。
  • 本館8室「暮らしの調度―安土桃山・江戸」の着物3点、2点は夏物の白地のものでいいなあ、となるし、もう1点は亀甲模様がなかなか華やか。着物展にもあったなあ、亀甲模様。京焼が2点出ていたのも嬉しい。「銹絵染付菊七宝文茶器」が特に好みストライク。
  • 本館8室「書画の展開―安土桃山~江戸」。今回は琳派俵屋宗達ものが画にも書にも。でも個人的には俵屋宗雪「秋草図屏風」の方が好きなんだけども。尾形光琳の画も書も出ている。でも尾形乾山「紅葉に菊流水図」の方が好き…。酒居抱一の画も書も出ている。特に書の方、「書状」が紙から気を遣ってて好み。弟子の鈴木其一「白蔵司・紅花・白粉花図」も好き。でもって、中村芳中「鶏図」の鶏と雛が可愛すぎるだろう…。
  • 本館9室「能と歌舞伎」は今回は歌舞伎衣装。「振袖 紅綸子地流水草花扇模様」は割と好きだけど、舞台の衣装は派手に作られるよね、という感じ。で、こちらには日本の舞踏系の伝統芸能を紹介するモニタが。舞楽・歌舞伎・能だったかな。歌舞伎は「京鹿子娘道成寺」、能は「砧」。書き手は歌舞伎とか全然分からないのだけれど、タイトル見ずに、踊る女形の着物の袖部分が鱗模様で鱗→蛇→道成寺関連?となんとなく分かったのでびっくり。
  • 本館10室「浮世絵と衣装―江戸」。衣装=着物は夏らしい白地と薄物の黒地と黒茶のシックな「単衣 黒茶絹縮地山水風景模様」がいいなあ、と。浮世絵は相変わらず鈴木春信と歌川広重を。歌川広重「名所江戸百景・高輪うしまち」で、なんともゆるい牛のバックショットとやはりゆるい顔の子犬が。可愛い。
  • 本館16室「アイヌ琉球」。アイヌは品々が可愛い(毎回言ってる)。琉球は「絣着物 白地段十字模様」がシンプルで涼し気で好き。琉球絣。
  • 東洋館10室「朝鮮時代の美術」。徳利と酒杯がシンプルで好み。
  • 東洋館5室「中国の陶磁」。「黒釉褐彩牡丹文瓶」の黒地に金で描く牡丹が、そんなに派手な感じでもなく綺麗。
  • 東洋館13室「アジアの民族文化」がちょっと前に特集組まれてたワヤン・クリ。女性の人形の衣装は華やかにしてるのが好きだったり。
  • 黒田記念館にも寄ってみた。なお、入場時に体温を測られる。人が多い時は入場制限もあるらしいのだけれど、書き手が入った時は…書き手1人だったんじゃないかなあ(後で2人ほど入ってこられたけど)。「少女」「グレーの原」「湖畔婦人」と、連作「空」が素敵。

楽しく歩いた1日。

特別展「きもの KIMONO」@東京国立博物館平成館

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前回記事はこちら。というわけで、後期展示も来てみたよ。
日時指定の事前予約制、「なるべく90分を目安に回ってください」の注意書きもあるけれど、そこそこ人は多め(ソーシャルディスタンスは気を付ければとれると思うけど)。まあ、流石に特別展だしね。

ざっと感想を。
全体的に、着物展示はかなり入れ替わっていたと思う。

第1章「モードの誕生」。
前回も気に入ってた江戸時代初期の着物、今回の小袖「黒紅綸子地若松小花鹿紅葉模様」も好み。

第2章「京モード 江戸モード」。
帷子「白麻地格子梅菊萩模様」「白麻地七夕模様」の夏らしい涼やかな着物もいいなあ。
小袖「藍紗綾地柳燕模様」の縦に入る模様とか、町家の着物の小袖「黒綸子地遠州模様」単衣「藍絽地秋草鈴虫模様」とか。
大奥関連の着物だと、帷子「白麻地紅葉菊尾長鳥模様」が好き。なんかもう、夏の着物ばっかり目に入るよね…(入場までの外が暑かった模様)。
あ、そうそう、小袖「藍縮緬地燕子花八橋模様」、ちゃんと解説入ってた!初期はまだ解説が間に合ってなかったのかなあ。

第3章「男の美学」は入れ替え殆どなしなのでスキップして、第4章「モダニズムきもの」。
個人的には「大正・昭和時代のコーディネイト」がやっぱり一番印象に残るなあ。
銘仙の柄は相変わらずモダン。

第5章「KIMONOの現在」。
森口邦彦は後期の方が好きだなあ。友禅訪問着「位相重ね鱗花文」「柳茶籠目文」。
そういえば、前回触れてなかったけど、話題になってたYOSHIKIMONO。個人的な感想は「ステージ衣装で使えそうだね」だったとか。うん、まあ、あれはあれで。

続く。