まずは展示室4。
www.matsuoka-museum.jp
古伊万里…古伊万里はものによるんだよね…。
書き手は余白がある皿なら割と好みで、そういうものは写真に撮ってた。
本題。
www.matsuoka-museum.jp
前後期制だが、入れ替えはわずか。
床の間の日本画は保存理由で分かるとして…展覧会のポスターが後期しか出ないという話で…。
まずは展示室5。
「第一章 印象派誕生前夜」「第二章 モネ、パリに出る」「第三章 印象派展」。
…うん、まあ、モネの初期の話をしたらそりゃあ出るんだよね、ウジェーヌ・ブーダン…!3点たっぷり堪能。書き手にはありがたい。
次に行く前に床の間。
日本画が展示されているわけだが…それ以前に、置かれていた陶器に気をとられていた(あ)
片方は白磁、もう片方は茶の湯で好まれそうなもの。眼福。
名前展示されてないので詳細は不明だが。
「第四章 人物画家 ルノワール」。
ルノワール特集ということで。前述通り、展覧会ポスターにもなっている
「リシュアン・ドーデの肖像」は、後期展示で拝見できなかったのだが。
「ローヌの腕に飛び込むソーヌ」。ルノワールはこういう神話的なの描くよね、と思って確認したんだけど…もしかしてロールとソーヌって、ロール川とソーヌ川が合流する話を擬人化してます…?(言い方)そういう民話なのかもしれないけど。
「第五章 シスレーとピサロ」。
…すみません、いきなりこのセクションぶっこむの禁止で(あ)
いや、書き手、本当にいきなりこのセクションきたので呆然としてたんだが。何の用意もないのに好みをぶっこんで来たからね…。
しかも括りが「経済的に不安定な生活の中で制作してた画家」。…間違ってはない…でも別に貧乏だから好きなわけじゃなく…!(ぜえぜえはあはあ)
というわけでこのセクションは個人的に好みなのだが、1つ言及。
ピサロ「丸太作りの植木鉢と花」。ピサロは静物画を殆ど描いてなくて、その貴重な静物画の1つがこちら。とても綺麗。なんだろう、御本人が静物画を好まなかったのかねえ。
19世紀フランスの印象派の画家、カミーユ・ピサロ《丸太作りの植木鉢と花》(1876年)。
— 松岡美術館 (@matsu_bi) 2023年7月14日
彼は、1300を超える油彩画を描き残していますが、静物画はわずか8点程しかありません。その対象の多くは花瓶の花なので、この作品は貴重な一作品といえます。 #松岡美術館 #花 pic.twitter.com/svAhZOIuHs
あ、実は作品としてはジャン=バティスト・アルマン・ギヨマンの展示の方が多いよこのセクション。謎。ギヨマンは少し時代が後の画家ではあるんだが。
展示室5に移動して。
「第六章 ポン=タヴァンの画家たち」。
morina0321-2.hatenablog.com
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といいつつ、存じ上げてるお名前はアンリ・モレだけだったんだが(え)
そしてポン=タヴァンとして挙げられている面々、あんまりポスト印象派という感じがしないんだよなあ…。つまり書き手が割と好き…(あ)
アンリ・モレも、マクシム・モーフラもギュスターヴ・ロワゾーも良かったよ。
アンリ・モレ「ラ・ド・サン、フィニステール県」は、海が明るく鮮やかで良かったんだよねえ。
「第七章 新印象派の画家たち」。
シニャックとか出ているのだけれど、個人的には松岡美術館が多く所有しているアンリ・マルタン。少し落ち着いている絵が多いけれど、なんというか、安心するんだよねえ。
あとはマクシミリアン・リュスが少し気になったりしつつ。
「第八章 新印象派からフォーヴィスムへ」。
フォーヴィズムとしてルイ・ヴァルタが出ていたんだが…あんまりフォーヴィズムという感じはしなかったなあ。この方、新印象派ともナビ派ともフォーヴィズムとも少し距離を置いていた方だったようで。
これはコレクターさんの好みなんだろうけど、印象派が好きな方なら受け入れやすい展覧会かと。
個人的にもかなり受け入れやすかった。
松岡美術館のいつもの花手水…
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だけではなく、今回はあちこちのお花も添えて。こちらも毎回楽しみにしております。
そして酔いどれ終了← pic.twitter.com/odnZpt4554
— daily tsubamegaeshi (@morina0321) 2023年7月8日
そしてまた目の前のお店で、1杯チョコでやって帰るのです。有難いお店ですね…。