時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

花・flower・華 2024 ―奥村土牛の桜・福田平八郎の牡丹・梅原龍三郎のばら―@山種美術館

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山種美術館の毎年恒例・春らしい展覧会。


で。
毎年毎年伺っているので、実は今回ほぼ以前拝見した作品が多くて。
森田沙伊「薔薇」ぐらいじゃないかな、初めて拝見したの。洋画みたいなタッチでインパクトはあったけれど。
勿論、何度でも拝見した作品でも美しいものは美しいのだけれど。桜もかなり拝見したし…あ、でも今回、石田武なかったなあ。昨年展示多かったからかね。
morina0321-2.hatenablog.com
そうそう、前回のSeed 2024からの作品も2点ほど。
今回の章立ては「第1章 百花繚乱-花の絵画-」で四季折々の花々、「第2章 人と花」で花背景の人物画で、第2章は照明を落とした第2室にほぼ飾られていたのだけど、松岡映丘「春光春衣」だけ第1室に。作品自体が光が降り注いでいるような絵だからだろうか。
それとも第2章に渡辺省亭「御殿山観花図」菱田春草「桜下美人図」上村松園「桜可里」を並べてるのに、ここに「春光春衣」を加えたら書き手が呼吸困難起こしそうだからだろうか(え)
いやもう…眼福な並びで…。


で、いつもの通りにCafe椿。


小林古径「白華小禽」(あれも良い作品ですなあ)モティーフの「はなの香り」。緑のきんとんの上に咲いている白く大きな花の美しさよ。
ちなみに「白華小禽」の白い花は泰山木なのだそう。言われるまで木蓮だと思っていた…(泰山木もモクレン属なので近い種だけど)。泰山木は初夏に花が咲くので、作品も夏の作品として扱われていた。
ちなみにノマドって言ってるのは、この後仕事関係でPC持ってたからです…(え)