時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

美しい人びと 松園からローランサンまで@松岡美術館

morina0321-2.hatenablog.com
後期展示にこんにちは。またリピーター割引券忘れたよ!(いつも)
そしてやはりコンデジの写真を紛失状態で(遠い目)
松岡美術館はシャッター音禁止なので、スマホ撮影する時は音が出ないアプリを使わなきゃいけないので、殆どスマホで撮ってなかったんだよね…。

展示室6から。
「美しい女(ひと)びと」。軸装は全て展示替え(保存の問題ですな)。
月岡雪鼎「傀儡之図」。傀儡=操り人形を操ってる女芸人(文楽?)の図。人形も、操る女芸人もどちらも美しい…。
ちなみに雪鼎、つい最近絵を拝見していた。
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この時特集みたいになってた山姥と金太郎の図、雪鼎も描いてた。山姥が細面の美人。
蹄斎北馬「三都美人画」は江戸・京都・大阪の美人画。美しいのだが、なんと京都の美人、清水寺の舞台から和傘さしてダイブしてる。大胆な。
更に上村松園が2点。写真データなくしたのが本当に悔やまれる…。松園の「藤娘之図」とかあるんだもの…。
あ、「傀儡之図」と「藤娘之図」は松岡美術館twitterにあった!


以前拝見した鏑木清方「蛍」、伊藤小坡「秋の夕」に、更に初めて拝見する伊藤小坡「歯久ろめ」「虫籠」。「歯久ろめ」はお歯黒を施している女性の図。口の中が黒で、唇の紅がなんだか艶めかしいほどで。「虫籠」は山種美術館にも同様の絵画があるけれど、虫を売る女性がより上品なような。
安田靫彦「羅浮仙女」は以前も拝見していたっけ。優美な天平美人。指が綺麗。ちなみに松岡美術館安田靫彦の作品は写真NGなのだが(まだ著作権が切れてない)、検索したらSNSに載せてる方見つけちゃったり。本当に気を付けてほしい…。

展示室5。
「美しい男(ひと)びと」。
以前も拝見した池田蕉園「桜船」池田輝方「紅葉狩」の夫婦合作、相変わらず目の保養。
鏑木清方「保名」も以前拝見したけれど、本当に美しい…。

あと、床の間の軸装展示も変わっていたのだけど、こちらは写真NG。
ただ…それよりも、その傍に展示されていた雨漏の風情が素敵な器…これを写真撮りたい…(あ)青磁の器も綺麗だったんだよねえ。


満足。
あ、花手水も相変わらず美しかった。これだけスマホで写真撮ってた…!

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あと、松岡美術館、ここかしこにお花飾ってるんだよね。
これがとても可愛いんだよね…。ちょっと写真撮って良いのかしら、という場所もあって、なんだけども(ぼそ)