時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

企画展「有栖川宮家・高松宮家ゆかりの新収蔵品」@國學院大學博物館

山種美術館から徒歩で。
museum.kokugakuin.ac.jp

企画展、絶対いいもの入ってるんだろうなあ、という魂胆で。無料で観られるし。

國學院大學博物館の企画展は、そんなに広くない1部屋で開催する。
で、まず目に入る、煌びやかな蒔絵の箱。貞明皇后大正天皇皇后)御遺品の「宝石御箪笥」。1ケースに入っていて、宝石御箪笥のパーツである花が描かれている小箱も、蒔絵の絵皿も全部展示されていて。写真OK、だと…?
そしてもう1つ、1ケースに入っている沢山のボンボニエール。これも写真OK。ふ、太っ腹な…。
なお、ボンボニエールは色々素敵なのがあったのだが、気になったのが「文庫形花蝶文ボンボニエール」。凄く細かい花蝶文が入っている七宝製のもので、作成元は「東都並河」。並河靖之、東京に勲章作成用の工場を出していたそうなので、もしかしてそこ…?
写真NGの中では、印籠の各種とか、貞明皇后御遺品の御黒御洋服とかが気になりつつ。

後は神道ゾーンに行って、各地の祭り映像見たり。
校史ゾーンに顔を出したら、展示が変わっていて、多分皇室関係者が所有していた、鼈甲かんざしだの烟草入だの豪華な印籠だの小物だのがざっくざく。写真OKだよ…眼福…。
「銀製籠入り牙彫野菜」とか、飾りでしかないものをこんなに精巧に作るし…!

無料展示で目の保養と長居を。