時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

東京国立博物館

別趣味の後の寄り道。
土曜は21時までやっていることもあって、メンバーズパスで夕方にこんにちは。実は特別展を2つもやってるけれど、スルーしている書き手。展示替えとか中心に。

  • いつも回る余裕がなくて暫く行ってなかった法隆寺宝物館に行って、自分の好みの観音菩薩立像を探したりとか(何してるの)。
  • 本館の特別展示・キリシタン遺品。新しい世界遺産絡みですな。こないだ「ヒストリア」でもやってたっけ。メダイとかロザリオとか踏み絵とか。
  • 本館10室の浮世絵展示替え。今回は安藤広重とか葛飾北斎とかの名所ものが多くて、個人的に好み。
  • 本館12室の漆工展示替え。季節に応じて秋っぽい図柄に。「楓鹿蒔絵硯箱」の鹿が可愛い、中の文鎮?の楓の持ち手も凄い可愛い。原羊遊斎の櫛と笄がどどんと。下絵がやっぱり酒井抱一なんだ…!原羊遊斎のは小品が多かったのだけど、漆工の部屋って暗くて、図柄が見えづらいのが残念。
  • 本館13室の金工展示替え。「金銅聖観音懸仏」がなんだかすごくいい、優しそうな雰囲気。書き手はあまり仏像系は得意じゃないんだけど、これは魅かれたなあ…。重文なんだね。
  • 本館13室の刀剣。刀本体は正直良く分からないんだけれど、鍔の意匠とかは好きで。鍔、これ見たことあったっけ?と思ったら、先日行った後に展示替えされたみたい。これも秋っぽい図柄を集めたのかな。「秋草に鹿図大小鐔」「松月図鐔」とか。野晒図鐔はインパクト強いけど、どうしてこんな図柄作ったんだろう…。
  • 本館14室。特集展示の「京都御所 飛香舎(藤壺)の調度」。要は内裏の後宮で使われてた家具展示。「松喰鶴蒔絵螺鈿火桶」とか、火桶(要は火鉢)ですら螺鈿バリバリ…。「菊紋螺鈿枕箱」の螺鈿も凄い。豪華だ。「大翳」(顔を隠す扇)とかもあって面白い。描かれてる花がとても綺麗な品だった。あと、「犀形鎮子」(鎮子は物の重しにするもの全般を言う)が可愛い!鹿?と思ったら犀形=一角獣だそうで。

  • 東洋館13室のアジアの染織展示替え。カシミヤ・ショール。ペイズリー柄ですなあ。もしかして書き手あんまり好きじゃないかも。でも、その中でもプルカリ(パキスタンの刺繍らしい。幾何学模様)は結構好きなので、多分ペイズリーが好きな柄でないのかな。