時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

高山旅行・1日目(その2)

高山陣屋

高山は江戸時代は幕府直轄地なので、ここでの陣屋は代官所。明治時代以降も公共機関が使ってたから現存しているという。入り口から半分は所謂お役所。裁判もやるから御白洲があるよ!高山陣屋の御白洲は白い砂撒かれてないし屋内だけどね。何せ雪国。なお御白洲には拷問器具が展示されていたりとか。

兎型の釘隠しとか畳が詰めている役人の身分によって違うとか、細かいところが結構面白い。
奥は、幕府から派遣されてきた役人(飛騨群代)の住居になってる。女中部屋がやたらと明るいなあ、と思ったら、太陽の光を取り込みやすくなってて女中が寝坊しないようになっているそうで…。意外と、住居(代官とかその奥様とかの部屋とか、広間=客間から見えるようになっている)から見える庭園の設えが悪くない感じがする。
以前の高山城(江戸時代初期まであったそうな)から土蔵を移築してきて、その中に江戸時代~明治初期中心の高山の歴史が展示されていたり。結構ボリュームあるなあ。

高山市政記念館

こちらは明治時代に建てられた元高山町役場。建物自体がなかなか面白く。和に偏った和洋折衷みたいな。なお元の議員控室は普通の家の和室だったり。思わず座って休んじゃったよ。明治以降の地方史としては面白い資料館でもあるよ。

さんまち(三町伝統的建造物群保存地区

高山一、人口密度の高い観光地区(遠い目)まあ、普通の観光客は絶対ここ来るものな…。雰囲気いいし、B級っぽいグルメも買い物もできるしなあ…。
高山の町並みで面白いのは、祭りで使用する屋台蔵があちこちにあることかも。ぽっかりそこだけ空間があるのが面白い。家並みは黒い(煤を入れ込んでいるのだとか)。
実は酒蔵巡りをしているのだが、それは別項で。
呑んだくれる以外だと、飛騨牛コロッケを食べたかな。コロッケが不味いわけがない(あ)

飛騨高山まちの博物館

高山の街の歴史を学ぼう博物館。個人的にはこういうの結構好き。高山の産物が学べるのは面白いよな。建物は近代的だが、庭園とかガラス灯小路とかところどころ作ってある。…エアコンが殆どきいていなかったような…。でも入場無料。どういうこと。ここの維持費どうやってるんだろう。確かにあまりひとはいなかったが…。ちょっと勿体ない。

酒蔵回り過ぎて酔っ払いだったのもあり、さんまちふらふらした後は早々にホテルに戻って、居酒屋で晩御飯食べて就寝。ええ勿論居酒屋で飲んでますが何か(なおちゃんとした昼御飯は食べていない)
ホテルは某チェーンホテル。