時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

上野散歩

午前半休をもらったので、国立西洋美術館ふらっと。常設展のみのチケットで(シャセリオー展はなんとなく食指が動かなかった)。

日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念 スケーエン:デンマークの芸術家村@国立西洋美術館

www.nmwa.go.jp
お目当て。常設展チケットのみで見られる気軽さと、ポスターにも使われているP.S.クロヤーの「ばら」がいいなあ、と思ったので。
絵は全体的に印象派な感じだけど、M.アンカーは人物をしっかり書き込む画風っぽい。漁師の絵とか「海辺の散歩」の女性の服の布感とか好き。
全体的に「いいなあスケーエン、行ってみたいなあ」と思わせる。ミュージアムショップでカレル・チャペックの北欧旅行記の文庫本売ってて、購入しようか悩んだぐらい(あ)買ってたらキリがないので買わなかったけれど。描いた方々もこの地とこの人に愛着たっぷりで描いてる感がいいなあ。

常設展

実は国立西洋美術館は初来訪。モネとかたぶん売りなんだろうけど、自分の手元にあるミュージアムショップで購入したポストカードは、ルノワール(結構好き)とコルネリス・ド・ヘームの静物画とハンマースホイ
コルネリス・ド・ヘームの葡萄の透明感と檸檬の質感。
ハンマースホイデンマークの画家。またデンマークか。でも、スケーエンっぽいとは思わなくて、寧ろ見た瞬間にヴァロットンが重なった。室内で女性の後姿を配置する。モデルは奥様らしいのだが…ヴァロットンと同じように、奥様怖いですか(え) ※ヴァロットンは三菱一号館美術館のヴァロットン展を見に行って以来気に入っている。

上野恩賜公園

ちょっとぶらっとしたけれど、ところどころに美しい花が。
国立西洋美術館の庭にはツツジ

水観音堂のところにも黄色い花が高いところまで見事に咲いてた。通りかかった人が「モッコウバラ」と言ってたな。
八重桜も、遠目から見ると綺麗。