時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

長崎旅行・3日目(その2)

寺町地区

地区自体を歩くのは初。ちょこっと通りがかったりはしていると思うが。
風頭地区の「真下」に当たる。その名の通り、一本の道にお寺の門がずらーっと。前述の龍馬通りの横のお墓、どうやらこのお寺の管理みたい。もしかして、家より先にお墓ができていたのだろうか…。長崎市は平地に住むところがなくてどうしても斜面に家を建てざるを得ないし。
寺町のお寺の門前自体は平坦。勿論、各お寺に入る時は…斜面だから、ねえ。

興福寺

「長崎三福寺」(四福寺って言い方もあるよ)と呼ばれる唐寺の1つ。唐寺が残っている、というのが長崎。江戸自体からの華僑の地。和華蘭文化の「華」。
拝観料が有料(300円)なので入る人ほとんどいない(あ)でもその分とても静謐。どこからか行のような音が(別のお寺だろうか)。芝生がとても綺麗に整えられている。個人的には嫌いじゃないなあ。ここ。実は有料でお抹茶頂けるらしいので、頂いてもよかったかもしれない(ただ、この書き手信心が薄いもので、果たしていていいのか、と思わなくもない)。ところどころに円卓があって、どうやら身分なしで軽く食べながら話しましょうか、みたいなのもあるみたい。
唐寺なので建物自体は派手。赤基調だしね(興福寺の別名も「あか寺」だそうで)。唐寺だと本堂は「大雄宝殿」というみたい。

媽祖堂があってびっくり。媽祖廟って横浜中華街に大きいのがあるよね。というか、よく考えたら媽祖って仏教じゃなくて道教…まあいいか。
唐人屋敷(江戸時代に唐人というか華僑が住んでいた地区。日本人の出入りは制限されてた)の門が移築されてる。たぶんこれは当時は異界の門だったんだろうな。
入り口の斎藤茂吉の歌碑でああ、となったひとはさだまさし入信者←(もしかしたら映画の方で知っている人もいるのだろうか。原作は読んでるけど映画見てないんだよね(ぼそ))
ここにいる猫が可愛かったんだけど、めちゃくちゃ警戒された…(あ)

崇福寺

こちらも「長崎三福寺」の1つ。三門が特徴的だけど奥の方の門が国宝らしい(三門も重文だけど)。
やはり拝観料は有料(300円)唐寺なので大雄宝殿(これも国宝)も媽祖堂もある。ちょっと建物が詰まって建てられているので、興福寺ほど開放感がないのが残念。

自由飛行館

崇福寺向かいの喫茶店(かすてら珈琲(かふぇ)などと書かれている)さだまさし入信者は行かねばならぬ縁のお店←
一休み。焼きカステラおいしゅうございました。
私が在席していた時はこんな感じ。
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舞姫だけ実は知らなかったけど、確かそういう曲名あったなあって調べたらやっぱりそうだった(何)というか檸檬とか飛梅とか修二会とか、長崎で聴くと「どこにいるんだっけ」になるよ!
この時点で11時半ぐらい。まだまだ続く。