時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

はじめての古美術鑑賞 紙の装飾@根津美術館

www.nezu-muse.or.jp
根津美術館根津駅付近にあると思った人手を挙げてー(書き手も最初思った)根津さんが作ったから根津美術館表参道駅が最寄り駅。
この日は伊藤忠青山アートスクエアから南青山を歩いて。暑くて(14時台)体調悪いのに(え)
で、入って真っ先にNEZU CAFEへ。正直最初に休憩を入れないともたなかったので。丁度席も空きがあって、すんなりと。残念ながら庭園に面した席ではなかったのだけれど、ここのテーブルが可動式で、横のテーブルが動かされてなくなったら、入り口方面の緑が見える良席に。なんという幸運…。ケーキセット(チョコケーキ+アイスティー)1000円。場所柄そのくらいするよね、と思いながらケーキを口にしたら、結構美味しい。実は飲み物が単品で700円前後するので、ケーキセットでお値打ちじゃないの、と久々のアイスティー飲んだら、これがまた美味しい(後でググったら、茶葉はフォートナム&メイスンだという話も…)。さっぱり飲みたくてミルクもガムシロも入れなかったのだが(レモンティーは苦手で選択肢に入らない)、入れなくて正解ぐらいに美味しい。目にも舌にも美味しい、とても幸せなティータイムと洒落込む。なおホットだとポットで出てきて、2、3杯飲める模様。
で、カフェを出たのが15時ぐらい、まだ庭園を回るには暑そう、と思い、先に展示物を。
企画展。書とか全然分からないひとなのだが、書かれている紙とかには興味を持っているひとなので、結構楽しい。そういえば、紙に金箔を細かくして散らしたのを砂子(すなご)って言うのだけれど、ああ七夕の歌の「きんぎんすなご」は「金銀砂子」だ、と今更ながらに気づく。星が金や銀の砂子みたいだという歌詞なのね。新暦の七夕は近い(根津美術館で笹に短冊飾ってたし)からタイムリーだね!
後は、常設の仏像とか焼締め(信楽焼伊賀焼備前焼みたいな釉薬使わない茶色い器)とか中国の青銅器とか茶道具とか、の中に宝飾時計(中国・清朝の宮廷で好まれたので清朝時計)。清朝時計だけ異質でびっくりする。でも綺麗。茶道具系も決して嫌いではないけど。
16時ぐらいから庭園。…舐めてた。なにこれ広い…。なんで南青山のど真ん中にこんなに土地があるの…。そして個人的に嫌いじゃない庭。

茶室も点在。体調が良くないこともあって、さっと通るだけにはなったけど。そしてカメラ忘れたからスマホカメラオンリーだったけど。虫はいるけど。スズメバチ注意の立て札もあったけど。そこは自然だから仕方ないよね…。
入館料が1100円かかるので、ちゃんと見たい展示があれば、また来たいなあ。その時はちゃんと庭園も回りたい…。

なお、この辺は南青山を散策しつつ、移動している。
派手な青山迎賓館(結婚式場)とか小洒落たカフェとか美容院とかレストランとかギャラリーとか諸々。場違いかもしれぬ(あ)その中でもなんかよく分からない木で組まれたデザイン的建物があるから何かと思ったら、後でググったら台湾パイナップルケーキ屋だって。えええ。
そういう中に、小さな稲荷神社があるとちょっとほっとする。船光稲荷神社と、表参道駅すぐ傍の大松稲荷神社。うむ、ここは日本。
そういえば、その中のオープンカフェのようなレストランのような、のところに、アルチンボルドの絵がかかってたな。上野の国立西洋美術館、行ったんだろうか(書き手はあまり興味がないので行く予定にはしていないが、あの絵はインパクトはあるからなあ)