時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

香合百花繚乱@根津美術館

www.nezu-muse.or.jp
香合は茶道で使うお香を入れておく茶道具。それをずらっと展示。マニアックっぽいなあと思ったら、静嘉堂文庫美術館で昨年似たような展覧会を開催してたみたい。
が。この香合が小さくてデザインも可愛くて。あ、そうそう、「神の宝の玉手箱」展であった「蒔絵の化粧道具でお歯黒の粉や白粉の粉が入ったのを茶道具として使う」は、香合として使ってたんだね。いくつかそういう由来の蒔絵の香合があった。個人的には宋胡禄のデザインが結構好き。
あと、展覧会サイトに載ってる交趾大亀香合。これ、横からじゃなくて、展覧会ポスターみたいに斜めにするか、亀の頭を正面にした方がいい。だって、目くりっくりの口バッテンで、なんだかとても可愛らしいキャラクターなんだもの。
で。第一室は大きなところに香合大集合、なんだけど、第二室は茶道具関連ということで、釜と炉・風炉を飾ってた。これはこれで色々あって面白いなあ。ちなみに、根津美術館は英語表記もあるのだけれど、釜はKettleって書いてあった。そうね、英語で言うとそう、ね…。分かるけど…なんだかなあ…。ちなみに香合はIncense Container、炉はBlazier(本来は火鉢という意味で使うみたい)。
で、これを見てからミュージアムカフェ・NEZU CAFEでお昼。庭園が望めるガラス張りのカウンター席座れた!そして注文したパスタが運ばれた時、桜吹雪がふわーっと。「綺麗ですねえ!」と店員のお姉さんのはしゃいだ声も、なんだか嬉しい。
その後は美術館の庭園を巡ったり。