時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

松本旅行(その3)

ここからは街歩き。タウンスニーカー北コース「大名町」バス停で下車。大名町降りたところになかなか恰好いいビルがあるなあ、と思ったら、旧日本勧業銀行松本支店だったり(今は商業ビル)。楽しい。

繩手通り

四柱神社にお参りしてから。四柱神社の参道みたいな感じなのかな。かわいいデザインの蛙がいっぱい(それで蛙グッズを扱うお店なんかもあるそうな)。いい意味で雑然。
で、四柱神社のあたりからずーっと歩いて行くと、途切れたところにお洒落建物が。あれ?と思ったら、元々旧松本市役所があって、そこのデザインをそのまま踏襲しているとか(そして1階は洒落たお店なんだけど、上階は市営団地になっているのだとか)。

上土通り

というわけで、そのまま上土(あげつち)通りへ。
ここがこのアカウントのツボスポット。なんだこのレトロ建物を残した雰囲気。タイムスリップ感が凄い…。
昔の映画館が乱立したところでもあったらしく、その雰囲気も残ったまま。
下町会館の角を曲がっていくと松本城の前に突き当たる道があるんだけど、実はそこがタウンスニーカー北コースが通る道になってて(駅から松本城へ行く間だけ通る。逆のコースだと通らない。上土町バス停もある)ここは厳密には上土通りではないのだけど、ここからもうレトロっぽい雰囲気があって、実は行きの車窓で「え?」ってなったところだったりする。

中町通り

こちらも特異。蔵造りの建物がずっと続く。たまにレトロ建物もある。
なんというか、松本はこう…個性強いなあ…と。
ここで飲み食いした後、タウンスニーカー東コース(東コースはずっと中町通りを通るので、車窓から眺めるのも面白い)に乗って駅に戻り、松本バスターミナルから帰宅。
また来たいなあ、松本。…もう少し暑くない時期に(あ)

七夕人形

こぼれ話。松本は旧暦で七夕を行うそうで。で、この時期、あちこちの店の軒先に「七夕人形」が。
こちらは松本市立博物館で撮影したもの。

デカいのでとにかく目立つ。店の軒先には、だいたい織姫と彦星のセット。実は結構写真撮影したりした。個性があって面白いよ。
…で、この写真の向かって右橋の変なおじさん(え)は何か、というと、「カータリ」という。角材で作る人形。類似の人形もあるんだけど、必ず足をむき出しにするように着物をまくってる。
これ、「川渡り」のこと。織姫と彦星を背負って天の川を渡してくれるのだそうな。こういう話も面白いなあ。
松本市立博物館は七夕の料理サンプルも飾っていて、気になったのは七夕に出されているほうとう。きなこやあんをまぶしたほうとうを食べる伝統があるそうで。これは気になるなあ…。

もう少しだけ続く。