時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

松本旅行(その1)

長野は上田も長野市もそこそこ縁はあるけれど、松本は初めて。別趣味用事が微妙に終了が遅いことが予想され、なら次の日休みにして1泊してしまおう、と。

交通手段の話

まず、関東と松本の移動話。電車なら特急あずさに乗ればいい。一番本数の多い(1時間に1本)新宿から2時間半ぐらい。
が、もう1つ、新宿バスタから出ている高速バスがある。これだと3時間半よりかからないかな、ぐらいで、料金があずさの半額ぐらいになる。なお、松本では松本バスターミナル発着。松本駅から徒歩3分程度。
松本バスターミナル自体が商業ビル(アルピコプラザ)と一体化していて、商業ビルにチェーン飲食店もドラッグストアも100円ショップもお土産屋も併設しているので、旅人には非常に便利。広い待合室(1席に1つではないけど、席の横に電源もUSBポートもついてる!)もあるしね。

今回は往復高速バス。座席は男性だと少々狭いかもだが、トイレ付きだし(途中休憩のトイレ使ったから使ってないけど)、1席に1つ電源あるし、必ず隣が女性になる席とかもあるし、寝ていく分には悪くないかと。
食事は、バスの中だとどうしてもコンビニのおにぎりとかになっちゃうけどね(匂いのきついものはNG)。飲酒禁止だし。

で、松本市内の交通手段。通常のバスと、松本周遊バス・タウンスニーカーがある。
www.city.matsumoto.nagano.jp
タウンスニーカーは半地元の足、半観光という感じ。観光で乗るなら北と東コースが中心になるかと(西コースのロングコースでないと、浮世絵博物館と歴史の里に行けないけど)。
タウンスニーカーは一日乗車券もあるよ。
www.alpico.co.jp
このサイトには載ってないけど、タウンスニーカーだけでなく、通常のバスもある程度の区間(200円区間)が乗れるようになってる(と、一日乗車券の実物に載ってる)ので、意外と使える。ただ、浅間温泉まではぎりぎり行けない。
浅間温泉まで行って市内もバスであちこち回って、だと、松本ワンデーパスのがいいみたい。
www.alpico.co.jp
ただ、松本バスターミナルでしか売ってないんだね。タウンスニーカーの一日乗車券、タウンスニーカーバス車内で買えるんだよなあ。
あと、サイトには載ってないけど、日本浮世絵博物館も割引あるし(松本市歴史の里とセットで行くことも多いので、あまり使わないかもしれないが)、松本民芸館も割引あるみたい。ただ、松本民芸館はタウンスニーカーでは行けない場所にあるからなあ…。
タウンスニーカーのバス本数は20分に1本とか30分に1本(コースによる)。目だった観光施設が駅からぎりぎり徒歩圏内にあるので、そこだけ行きたい人には徒歩でもいいのかな。疲れたら途中のお店で休むこと前提だけど。
あと、東コースは途中にイオンモールがあって、若干渋滞する可能性があるのでお気をつけて。

あ、レンタル自転車もあるよ。夏は薦めるには厳しいけど。
visitmatsumoto.com

旧制松本高校

前置きが長くなったけれど、まずは1日目。朝早くにバスに乗って爆睡して松本入りし、タウンスニーカー東コース乗車。なかなか眺めの良い車窓を見ながら(眺めの良い理由は後述)、旧松本高校バス停で下車。
バス停降りてすぐ、「旧制高等学校記念館」が。こちらは全国の旧制高等学校の資料を集めた記念館(有料)だそうで。今回はそちらに入らず、すぐ横にある建物(扱いとしては、記念館の一部)へ。

旧制松本高校。こちらは無料…というか、現在でも図書館とか公共機関の建物として使用していて、一部、当時の教室などが再現されて入場できる。なんかもう、教室というより建物が恰好いい。大正時代のレトロ建物。廊下の雰囲気とか、照明のつくりとか。好み。見に来られて良かった(日・月の1泊2日旅行で、こちらの建物は月曜休館。日曜はほぼ別趣味で、たまたま別趣味の通り道に寄れそうな場所がここだった)。

ここから秀峰高校バス停まで歩いて、別趣味の目的地に行くのでこの日の観光は終了なのだが、「秀峰高校バス停が複数ある現象」で幻惑されたことだけ書き記しておく。

続く。