長町武家屋敷から尾山神社へ
長町武家屋敷は江戸時代の武家(藩士)の屋敷があった一帯。時折雨がぱらつく中、散策。
- 前田土佐守家資料館
www.kanazawa-museum.jp
小さな日本庭園もあってなかなかいいよ
- 武家屋敷跡野村家
www.nomurake.com
ここも庭園も素敵だし地味に建物も凄いし。釘隠しも凝ってた。なお庭園見ている時が豪雨で、まあ乙なもので。
- 旧加賀藩士高田家跡
無料だけど中級藩士の暮らしぶりとか、やっぱり庭園がそこそこよかったりとか
- 足軽資料館
足軽の生活資料って意外とないみたい。移築してきたらしいのだが、どちらも1990年代まで実際に子孫が住んでいらしたとか。
最終的には尾山神社まで歩く。
www.oyama-jinja.or.jp
ところが、尾山神社までたどり着いた頃には豪雨。雨の尾山神社の神門もまあ乙…とか言いにくいぐらいの豪雨。もう少しゆっくり見たかったんだが…(神門がギヤマン=ガラスが入ってて恰好いいの)
実はここまで、ビールと和菓子しか食べてなくて昼食難民でもあった14時過ぎ。とにかくどこかに避難、と思って見つけたのがこちら。
喫茶「メルツバウ」
喫茶メルツバウ - ホーム | フェイスブック
全く知らずに入ったんだけれど、元々老舗の喫茶店で復活して経営されてるとか。
メルツバウの名前の由来はこちらっぽくて、そのせいか、美術系の雑誌がかなり置かれていた。
頂いたカレーはさらっと…あれ、結構辛い?美味しいけど辛くて、ゆっくり食事になってしまった。早食いしなくていいけど。金沢カレーではないみたい。昔ながらのカレーを、良い雰囲気の喫茶店で。
そして雨はさっぱりやまず。
少々喫茶店に居座りながらもなんとか気を取り直して、次の目的地へ。
ひがし茶屋街
城下まち金沢周遊バスにて、南町・尾山神社バス停から橋場町へ。着いた直後は雨もやんでいた。
まずは金沢文芸館
建物のおはなし | 当館の概要 | 金沢文芸館
外観を撮影。旧石川銀行橋場支店。書き手大好き銀行建築。
で、街並みを撮りながらいざひがし茶屋街へ。
…手元の撮ってる写真見たら、石浦神社のビール作成したクラフトビールのORIENTAL BREWINGさんの直営店撮ってたけど(え)
Oriental Brewing – Kanazawa Craft Beer
ひがし茶屋街は東山地区の茶屋街というか花街というか、京都の祇園と同義ですな。なので建物の造りもそういう造り。
「志摩」でお茶屋の一般公開をしてるよ。
ホーム|金沢ひがし 志摩
で、雰囲気のいい街並みをぶらぶらしてたら、目に入った杉玉。誘われるように入ったお店。
www.fukumitsuya.co.jp
老舗の酒造メーカー・福光屋さんのお店。明るいカウンターでお酒が頂ける…!(たぶん女性だったので)「酒粕や麹を使用したデザートを…」と薦められるも、夏のお酒3種飲み比べを頼む。「氷室献上」「夏やすみ」「皆造」だったかと。単独で呑むなら一番すっきりした「氷室献上」なんだけど、ハタハタの燻製をつまみでつけてくれていて、それと合わせるなら割としっかり味の濃い日本酒の「夏やすみ」「皆造」も合う。「夏やすみ」が一番濃い味だったような。
丁度お酒を頂いている間に強い雨が。通りを降りしきる雨の様子と、雨の音と、共に呑むのも乙なもので。
呑んだ後も少しふらふらして、滝の白糸像(奇しくも「義血侠血」ちょっと前に読んだばかりだった)を見たり、主計町茶屋街もちょっと歩いてみたり。ちょっと疲れてたのと足元がいまいちだったので、暗がり坂は行かなかったなあ。
あ、そうそう、ひがし茶屋街の奥の方に、こちらのお店が。
www.fumuroya.co.jp
不室屋さん。サントリー美術館のカフェでタイアップしてるあのお店。東京でも食べられるしなあ、とスルーしたとか(え)
そんなこと言ってたら、福光屋さんも(サントリー美術館の入ってる)東京ミッドタウンにお店あるんだけどね!
www.fukumitsuya.co.jp
ミッドタウン歩かないから知らなかったよ…。
というわけで金沢終了。駅に戻って、電車でゴー。