時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

富山旅行(その1)

金沢から富山へ。とはいえ、富山は1日は本題の方にいたので(え)、観光は最終日。

富山ライトレール

富山駅と富山港を結ぶ第三セクター路面電車。新しい車体で恰好いいなあ。結構混んでるなあ、と思ったら、富山港の方に競輪場がございまして…。途中に紫陽花を沢山植えてあるところがあって、それがなかなか素敵。
で、降りたのは東岩瀬駅富山ライトレールが元々はJRの路線を買い取ったもので、東岩瀬駅は旧駅舎が保存されて公民館になっていたり。旧駅舎はなかなか情緒が(書き手は鉄ヲタではないけど)。

岩瀬地区

岩瀬地区は北前船廻船問屋が並んでいた港町。街並みは明治時代ぐらいを保存しているようで。個人的にはこういう街並みは好きなんだが…観光地の日曜日と言うには…人影が…まばら…。いや、個人的には混んでないからいいんだけども。
ここでの有料施設が北前船廻船問屋・森家。重文、有料と言っても100円…。常駐のガイドの方が北前船の歴史とか家のこととか丁寧にお話してくれる。この家、しれっと棚に紫檀使ってたり、庭石が有名な産地の石とかだったりで、地味にお金持ちの家で、話聞かないとわからない(確かに家の釘隠しが兎とか亀とかのものがあって、凝ってるんだよね)
で、家の一角に肖像画が。森家のひとかしら、と思ったら大原孫三郎氏。大原財閥の方で、クラレの富山工場があって、この家を購入して、迎賓館として暫く使用したそうで。「大原美術館を開館されて」うわあああ倉敷の!なお、その横には大原美術館所蔵の棟方志功の版画のレプリカがあったり。
蔵とか庭も小ぶりながら立派だし、もう少しお金とってもいいんじゃないかなー。
その後は富山港展望台に登ってみたり。この日凄い晴れてて、景色は良いかな、と思ったんだけど、やっぱり少々ガスり気味。
その後は運河を見ながら歩き(水辺プロムナードって名前がついてた)、岩瀬カナル会館を横目に見ながら、富山ライトレール岩瀬浜駅へ。
…実は結構暑さでバテ気味に(富山、この日の最高気温が36度だったそうで…)。

きときと市場 とやマルシェ

バテていたので早めのお昼。富山だしお寿司食べたいよね、となって…もう面倒だったので向かった先(え)
富山駅隣接のお土産及び地元食材中心のレストランが入ってる施設。実は今回物凄くお世話になっている。前夜にここに入っている「とやま方舟」で2軒目として利用したり(2軒目?)で、この時はここの「廻る富山湾 すし玉」。回転寿司だけど港から直接買い付けてるからネタは美味しいという(北海道とか金沢もだけど、回転寿司侮れないんだよね…)。そして回転しているネタではなく、朝捕れ地物盛りを頂く。美味いねー。