時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

太宰府天満宮


飛梅ごっこをやるのはやめましょう。
open.spotify.com
あ、梅が枝餅は本当に好物。実は修学旅行の想い出の味でもあるのだが、温かい焼き餅のカリカリモチモチ感と温かい餡子が大変美味しい…。

そんなわけでベタに観光、太宰府天満宮
あ、今回訪問にあたって、西鉄のお得切符を使用している。
www.ensen24.jp
ちなみに、天神-大宰府の往復で820円、プラス梅が枝餅2つ(1つ130円らしい)でこの切符だけでちょっとお得。
プラス、施設の割引券があって、太宰府天満宮付近を回るにはなかなか良いのではないかと。


寺社としても大きいだけあって、摂社・末社も沢山。


(別趣味にも関わりがある(相撲の始祖)のでそちらに載せたんだけど)野見宿禰社は摂社(摂社=主神と関りが深い)になるみたい。
mail.dazaifutenmangu.or.jp
野見宿禰菅原道真の祖先に当たるそうで。
だから天神系の神社には、結構、野見宿禰社があるんじゃないかな。


黒田官兵衛(孝高、如水)も関わりがあった、
というか2年(福岡藩に移封されて住居を建築している間に)大宰府に住んでいたので、その時使用していた井戸が「如水の井戸」として残っていたり、その傍に「如水社」があったり。

メグスリノキもあって吹いた(わざわざ黒田家ゆかりって立札に描かれてた)。

この漫画理由で黒田官兵衛は目薬の人になってる(遠い目)


さて。太宰府天満宮はアートに力を入れていたりもする。
代表的なのが境内アート。
keidai.art
石系オブジェとか、そういうのは意外としっくりくる。
サイモン・フジワラ「信仰について考える」も意外と松葉杖だと思わなければあり(え)
「歴史について考える」が一番違和感があったなあ。プラスティックの白い椅子。面白いけどね。
あ、ライアン・ガンダー「本当にキラキラするけれど何の意味もないもの」は太宰府天満宮の浮殿にあるのだけど、なんか新しい御神体的な感じで面白かった。で、浮殿自体が非常に素敵。水面と庭園と。かなりお気に入り。
あと、全部回ってみようとすると、軽くトレッキング的なものがあるのでお気を付けください。田島美加「エコー(とナルキッソス)」がえらいところにある…。


太宰府天満宮、アートじゃないけど可愛いものが結構ある。
所縁があるので沢山いた牛。

寺社なので狛犬

天満宮所縁の鷽(うそ)。丸い…滅茶苦茶可愛い…!

蛙。

鹿。

麒麟(この像は幕末のもので、割と由緒あるみたいよ)。

…ん?

お前は像じゃない!(楼門の屋根で普通に寛いでた)
書き手、旅行先の変なところで大きな鷺系の鳥に驚かされてませんか…?
morina0321-2.hatenablog.com
あちこちの梅意匠も可愛い。個人的な一番のツボ意匠はこちら。

どこのものかは、探してみて頂ければ。
自然も豊かで、大きな楠も何本かあるので、ネイチャー派にもいいかもしれない。


あと、大宰府天満宮には菅公歴史館と宝物殿があるよ。
www.dazaifutenmangu.or.jp
www.dazaifutenmangu.or.jp
どちらも上記の切符で割引券あり。
菅公歴史館は、各地の菅原道真関連の人形とか、菅原道真の生涯を博多人形で表したものとか、祭祀関係の展示とか。
置鮎琢磨氏の博多人形、ちょっと気になったなあ。男性の顔が男前で(そこ?)
宝物殿は、ちょっと変わっている。

普通は宝物殿は寺社の所有する宝物を展示するものだが、現代アートの作品も展示している。
この時は、境内アートにも作品を出している田島美加の展覧会。
田島美加は多彩な作品があるけれど、前述の「エコー(とナルキッソス)」は、「ナルキッソス」の部分がブラックライトで、「エコー」にブラックライトを当てて違った作品になる、というもので、同じ手法で作成した「アール・ダ・ムーブルモン」という作品は非常に面白い。4分ごとに通常の照明→ブラックライトと変わる。
個人的には「ネガティブ・エントロピー」シリーズも好き。


思った以上に(3時間ぐらい)太宰府天満宮で遊んでしまった。
続く。