久々に初めての美術館へ。
五島美術館、個人的に場所も少々遠目で、展示が毎回渋めだったので、どうしたものかな…と思っていた美術館だった。
「館蔵 近代の日本画展」五島美術館(東京・上野毛)で5月14日(土)から。
— 美術展ナビ (@art_ex_japan) 2022年5月10日
風景表現を中心に、橋本雅邦、小川芋銭、横山大観、川合玉堂、冨田溪仙、小林古径、橋本関雪、安田靫彦、川端龍子など、近代日本を代表する画家の作品約40点を紹介します。 https://t.co/Kh7igl1MEo @art_ex_japan pic.twitter.com/1xj9ktgcv1
「美術館ナビ」に載っている名前に気づいて、行こうかな、という気になった。
展示室が2つあって、展示室1の方が大きい。
その展示室1は「近代の日本画」。コレクションの中から近代の日本画を展示してくれているみたい。
で、ポスターを拝見して拝見したい、と思ったのが、野村文挙「吉野春暁図・龍田秋色図」。やはりきちんと美しい…。
で、この中で気づいていなかったんだが、最後の最後におおお、となったのが児玉希望「薫風(富嶽十題の一)」。富嶽=富士山。山の青がとてもビビッドで美しい。雲のかかり方とか素敵。
個人的には「推しのお師匠様凄い」だった。
morina0321-2.hatenablog.com
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それ以外だと、こちらは横山大観推しなのか、物凄く数が多かった。横山大観は好みかどうかが分かれるけど、好みだったのは霊峰四題(要は富士山)のうち「夏」「冬」かな。
川井玉堂も多い。ケース展示だった「湖山暁雲」が素敵だったなあ。
一風変わったのは川端龍子「白糸の瀧」。ちょっと抽象画っぽい。川端龍子はこういうのがあるから油断がならない作家だなあ、と思う。
もう1つ、展示室の壁じゃなくて中央部のガラスケースで展示されていたのが
「文房具-硯・墨・文房清供 宇野雪村コレクション」。
個人的には、硯は四角く作られて彫刻ゴリゴリなものより、なんか丸い石削っているような感じなのが好みかなあ。この辺は好みによるかと。
中国文人の方が文房四宝に拘るのは分からなくもないのよね。
展示室2は「近現代の書跡」。
書は分からないなあ…。面白いなあ、と思うものはそれなりにあるけれど。
抽象画と同じように、これは好み、という感じで拝見すればいいのかな、と。
大澤竹胎は立体文字(彫刻的な?)を作成していたり、へー、とは。
展示としてはそのぐらいだったのだけれど。
こちら、庭園をお持ちで、そちらを歩けるということで、行ってみた。
www.gotoh-museum.or.jp
案内の紙を拝見して、首をかしげる。
…庭園内ぐるりと巡って15分…?
こちら、最寄り駅が上野毛駅という、二子玉川駅の隣の駅にあるのだけれど、結構なお値段のするであろう住宅街に、広いうえに高低差もある庭園で。
移籍があったり、そこここに彫像があったり、社があったりで、周囲の環境考えたら別世界であった…。
なお、庭園には出口専用の場所があり、そこから出ると、二子玉川駅へは徒歩10分かからず、という大変ありがたい案内が美術館で配布されていた。
…まあ、その案内、二子玉川ライズが不自然に目立つように書かれたけれども(五島美術館は東急電鉄の創設者・五島慶太氏のコレクションが元になっている、要は東急グループの美術館。二子玉川ライズも東急グループ)。
まあ、そのお勧めには全力で乗っかったけど。
いい天気で平日休みランチであります pic.twitter.com/Pash35DSjx
— daily tsubamegaeshi (@morina0321) 2022年6月2日
平日昼酒万歳。
あれ?← pic.twitter.com/uZZUwVRIYT
— daily tsubamegaeshi (@morina0321) 2022年6月2日
更に調子に乗っていました(二子玉川の高島屋に福光屋のイートインがあるのです)。
続く(続くの!?)