メンバーズパス更新(あ)また1年宜しくお願い致します。
というわけでぶらっとした感想を。
- 本館10室の浮世絵は暫く松方コレクションになるそうで。国立西洋美術館の松方コレクション展と同時開催みたいな感じか。面白いのは歌川国貞「紅毛油画風・永代橋」。浮世絵で油絵を表現する斬新さ。
- 本館16室、アイヌと琉球。個人的に楽しい。アイヌの陣羽織がなかなか恰好良かったので一枚。
- 平成館の企画展示室が「平成30年度新収品展」。嬉しかったのは簪とか櫛とか笄が、とても綺麗に見られたこと。だいたいそういうのって本館10室のガラスケースで展示しているんだけど、あの部屋、暗くて見づらいし写真も撮りづらいので。
- ついでに平成館の考古展示が変わったのでぐるりと。装飾品系を思わずいくつか撮っていたり。
- 本館18室、近代の美術。絵は原撫松「婦人像」が気になるぐらい。で、工芸。白山松哉の蒔絵がとても良い。「梅蒔絵硯箱」は箱自体はいかにも蒔絵の硯箱(で、とても綺麗)なんだけど、硯がハート型。可愛い。「鳥蒔絵螺鈿八角菓子器」はとてもモダンな感じがする。
- 東洋館5室、中国の染織。「唐草文様の変遷」、割と嫌いじゃないなあ。
- 東洋館13室、アジアの染織。インドネシアの染織きた!バティックきた!楽しい…!
平成館の考古展示まで回ったので結構なへろへろ状態に。楽しかったからいいけど。
ところで。毎回東京国立博物館を出る時に目に入って気になる標識。
…歩きタバコ…ポッケに手ぇ突っ込んで歩いてるタバコ…。台東区のセンスが結構嫌いじゃない。