時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

日本美術院創立 120 年記念 日本画の挑戦者たち ―大観・春草・古径・御舟―@山種美術館

前回に引き続き、2回目。
morina0321-2.hatenablog.com
山種美術館は同一展覧会のリピーター割があるよ。というわけでリピーター。速水御舟「名樹散椿」を観に。
先日気に入ってた絵画もリピートしつつ、見た「名樹散椿」は…ああ、これ観に来て良かったよ…。ひとつひとつの花、蕾、散る花弁、葉、表現が少しずつ違う。そしてとても美しい。
写真撮影が可能なので、他人の写真撮影の邪魔にならないように、あまり立ち止まれないのが残念。

で、ミュージアムショップで、ポストカード以外を珍しく購入。速水御舟「写生帖1」の薔薇のブックカバー&栞セット。先日の京都帰りに購入した絶景庭園の文庫に誂えてみたりしつつ(栞ついてなかったしね…)

で、ミュージアムカフェ「Cafe 椿」で和菓子タイム。散椿のお菓子を特別に出すって聞いたのだけれど、売っている気配がなかったので、気を取り直して、別の和菓子を。今回はお抹茶セット。「秋のおとずれ」に。実は会期後半からちょっと掲載のものとはデザインが変わっている。

中の紅葉が色づいている。こういう拘りな変え方、素敵。形としては夏に頂いた「白波」と似ているけれど、底に練り切りを入れているせいなのか、味としても割と好み。ただし、練り切りが貸し切りで切りづらいジレンマが。