時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

日本・スウェーデン外交関係樹立150周年 インゲヤード・ローマン展@東京国立近代美術館工芸館

滅多に来ない竹橋駅パレスサイドビルが日祝は休館日だそうで、そこに入っているカフェが一切やってないとか結構辛い。オフィス街なんだな…。

www.momat.go.jp
東京国立近代美術館は本館と工芸館があって、本館の方が駅に近い。なので、遠い方から行こうと思っていた。で。工芸館の建物は旧近衛師団司令部庁舎。重文。恰好いい…!

さて。インゲヤード・ローマンはスウェーデンのデザイナー・陶芸家。ガラス製品が多い…が、今回の展覧会、製品を一切ケースにしまっていない。なので、なるべく荷物は持ち込まないように、とのお達しを受ける。小さな荷物しか持っていなかったのだが、ちょっとひやひやしながらの鑑賞に。
で、ケースにしまってないのは、恐らくケースにしまうと、展示している製品の見た目が変わってしまうからと思われる。ちゃんと計算して光を当てていたり、自然光を窓から取り入れたりしている展示。ガラス製品・陶器・磁器。シンプル・機能的・普段使いできそう、でも素敵な品々。和室に飾ってるのとかもあって、展示に気を遣ってるなあとか。
個人的に好きだったのは、「冷たいシードルのためのグラス」。丸くてとてもかわいらしかった。
写真撮影できる展示もあるので、カメラorスマホは手元に持って行った方がいいかな。入場料600円で見るにはなかなかお値打ちではないかと。