時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

創刊記念『國華』130周年・朝日新聞140周年 特別展「名作誕生-つながる日本美術」@東京国立博物館・平成館

念願の、国立博物館メンバーズパスを手に入れたよ!
www.tnm.jp
総合文化展(所謂、常設展)1年間来館し放題!奈良・京都・九州でも使える。けど、なかなか行けないかなあ。まだ京都行けてないのだけれど。

で、2度目の特別展。国立博物館メンバーズパスは特別展に団体料金で入れるし、前期の音声ガイドで後期の音声ガイドを50円引きで借りられるし。
後期だと、雪舟とか(でも個人的にはそこまでは…かな…)、伊勢物語展示が八橋から蔦の細道に変わったとか(尾形乾山の色絵竜田川文透彫反鉢、素敵だったなあ)、源氏物語の夕顔展示がすっぱりなくなったとか(初音はある)、富士三保松原の展示とか、吉野山の展示に小袖が出てたりとか、軒先の美人(というか伊勢物語の筒井筒の後半ですな)の展示とか。
あと、音声ガイドが諏訪部順一さんになったのだけれど、前期の櫻井孝宏さんのソフトな声に比べると、低音の響きが加わるので、この辺は好みが分かれるのかもなあ、と。個人的には、諏訪部さんの低音がかなり好きかもしれない。
見返り美人のボーナストラックも、前期と後期では雰囲気が全然違う。会期が終わったのでネタバレすると、壇蜜さんが見返り美人で、男性陣がそれぞれ声をかける、というシチュエーションなんだが、櫻井さんはとてもソフトで丁寧に声をかけて、壇蜜さんも丁重に、申し訳なさそうにしながら、でもお断りする感じなんだが、諏訪部さんのはThis is ナンパ(おい)で、壇蜜さんも明らかになんだこいつ的なぞんざい拒否(あ)いやあ、笑い堪えるの辛かったー。

でもって常設展。本館と東洋館ふらふらしてた。
本館16室のアイヌ展示が琉球展示にチェンジ(元々定期的に変更する)。琉球琉球でいいよ。紅型スディナ(舞踏用の衣装)がいかにも柄があちらの柄。類似柄のかりゆしウェアとか普通にありそう。
でもって、本館方々を回って勝手に自分専用藤特集(単純に藤大好き)。







絵は上から酒井抱一「四季花鳥図巻 巻上」、歌川広重「藤花に燕」、そして本命の上村松園「焔」。これ普通に撮影OKなの凄いな…。

この鑑賞の後、そのまま旅行へ行った書き手。