時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

ボストン美術館 パリジェンヌ展 時代を映す女性たち@世田谷美術館

用賀駅から用賀プロムナードを通り、砧公園へ。
用賀プロムナードは、お洒落デザインで散歩するには良い感じ。

砧公園は広々。まだ梅林は咲く気配もなく。野球場で野球やってるひとたちがいたなあ。水曜休みの方々かしら。

www.setagayaartmuseum.or.jp
18世紀以降のパリジェンヌにスポットを当てた展覧会。絵と言っても油絵もあるけれど、世相を描いた新聞や本の挿絵(エッチングとかリトグラフとかの版画)、20世紀に入ってからは写真も。他にも、ティーセットやドレスその他の装飾品等もある。
美術なのか、女性史なのか。個人的にはこういうのも面白いよ。
絵だと、パリのモードがアメリカに渡ったという特集のコーナーがあって、そこにあったウィリアム・モリス・ハントの「マルグリット」のお嬢さんの装いが可愛かったので、ポストカード買ったり。あと、ムーランルージュのカンカン(脚を高く上げる踊り)の絵がそれっぽかったのでポストカード買ったり(BGMはフィギュアスケートでよく使ってる映画のサントラのアレをどうぞ)、ゲアナ・ウィーイナ…って名前書かれてるけど、ゲルダ・ヴィーグナーで検索した方が名前が出てくるな、彼女のファッション雑誌のイラストが如何にも当時のお洒落っぽくてポストカード買ったり。レオン・ボナの「メアリー・シアーズ」のお姉さんが個人的に好みだったんだけど(え)ポストカードなくて残念。
そうだ、驚いたのはサラ・ベルナールの作品があったこと。舞台女優として(ミュシャが沢山描いてるというのも含めて)有名で、作品も作ってるとは聞いてはいたけれど、ここで見るとは。
しかし…この展覧会、直前に小学生低学年ぐらいの団体様が入っていたのだが、まあ多少うるさいといえばうるさいんだけど、それよりも女性を扱うということで、微妙に色気系(ボワイーの「アイロンをかける若い女性」は暗にそういう感じだった…)とか、ストレートに説明文に娼婦とか書いてあって、この辺見せて大丈夫なのか、と心配に。引率の方が微妙にそこから子供たちを遠ざけてた。だよね…。

お昼御飯は用賀のネパール料理屋だったり。