時々、さんざめく

とるに足りないニワカ趣味話(旅行、美術、酒etc)

六本木開館10周年記念展 フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年@サントリー美術館

年末年始、流石に引きこもり過ぎだったので。
先に初詣(地元の某神社)へ。あんな小さな神社でも人出はまだ結構。少年野球チームが入れ違いにお参りしていった。

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またサントリー美術館で目の保養系展示。3連休ど真ん中、という日程なのに、全然混んでなかった。というか、東京ミッドタウン自体が混んでない。まあ、高そうな店多そうだしな…。
セーブル製作所の磁器の展示会。西洋磁器なので、特に古いものの磁器はかなり描き込みが多いので、好みが分かれるかもしれない。個人的には地の色(要は白)が多いデザート皿とかのが好き。というか、食べ物置くところに絵が描かれてるからかなー。(ソーサーはコテコテでもいいけど)
セーブル・ブルーは綺麗ですな。白地に滲むから金で縁取るのは勉強になった。でも、滲んだ風情を楽しむ皿作っても面白いのにね、と思ったら、そういう皿が現代のセーブル製作所の展示にあった。もしかすると、そういう考え方も日本っぽいのかもしれない。
20世紀のセーブルの展示は写真OKだったのでいくつか。

やはり余白があると綺麗

これ、ぱっと見可愛らしい。絵付けが無線七宝みたいな感じになってる。

日本が作る壺みたい

ダンサー像の連作なんだけど、なんでタンバリンなのか。なんかこう、ちょっと愉快な系をを想像してしまったじゃないか!(駄目な客)

そんな愉快なものを見たら、これが野球のタオル振り回し応援に見えてきた(やっぱり駄目な客)
草間彌生のは公式に載ってるのでそちらで。正直、異彩過ぎる。
巡った後は、ミュージアムカフェで遅めの昼ご飯+おすまし(最中に入っててお湯注いでつくるやつ)購入。おすまし、箱も可愛ければ最中の梅の形が大変かわいらしい。
そしてミュージアムショップで目の保養。今回はセーブル製作所の現代の作の皿とか売ってた。セーブル・ブルーで綺麗だが、1枚ごまんえんとかそういう世界(遠い目)普通にメートル・ダールのエンボス加工カードとか、ここでも売ってるのね(先日のフランス人間国宝展で売ってたのとは同じような違うような)

その後は、ふらっと乃木坂まで歩く。乃木坂は国立新美術館で何度か来ているけれど、乃木公園は初めて。
というわけで旧乃木邸を眺めつつ。厩の煉瓦造りは恰好いいね(と言いながら、アレには敢えて触れず)
乃木神社は入り口だけ眺めた。人混みだったし。